地方から上京する人向け:東京の家賃相場&注意点まとめ
- ステラブリッジ広報
- 6月10日
- 読了時間: 3分
はじめに:東京の賃貸事情は地方と全然ちがう!

就職、進学、転勤などをきっかけに、地方から東京へ上京する方は毎年たくさんいます。ただし、東京の賃貸市場は地方とは大きく異なり、「家賃相場」「物件の探し方」「契約条件」など戸惑う点も多いのが現実です。
今回は、地方出身の方が東京で賃貸物件を探す際に押さえておきたい、東京の家賃相場と注意点をわかりやすくまとめました。
1. 東京の家賃相場はエリアで大きく変わる

東京23区内でも、家賃相場は大きく異なります。まずは自分の希望する生活スタイルに合ったエリアの相場感を知ることが大切です。
目安:ワンルーム〜1K・1DK の家賃相場(2025年版)
エリア | 家賃相場(月額) |
港区・渋谷区・千代田区(都心3区) | 11万〜15万円 |
中央区・新宿区・文京区・目黒区など | 9万〜13万円 |
杉並区・中野区・世田谷区・品川区 | 8万〜11万円 |
練馬区・板橋区・足立区・葛飾区・江戸川区 | 6万〜9万円 |
☑︎ 同じ東京でも「駅徒歩」や築年数でさらに価格差が大きくなるため、複数の条件で相場を把握するのが◎。
2. 地方との違いに驚きがちな注意点

(1) 敷金・礼金が高め
敷金1ヶ月+礼金1ヶ月が一般的(人気物件では礼金2ヶ月のケースも)
地方では敷金礼金ゼロの物件も多いためギャップに注意。
(2) 物件の回転が早い
人気エリアは掲載から1〜2週間以内に埋まることも。
地方の感覚で「後で見に行こう」としていると、すぐに埋まってしまうことも。
(3) 部屋の広さ感覚が違う
同じ1Kでも東京は専有面積20〜25㎡程度が多い。
地方の30㎡以上に慣れていると「狭く感じる」場合がある。
3. 東京で部屋探しをする時のポイント

(1) 通勤・通学ルートを優先的に考える
郊外の家賃が安いからといって長時間通勤は意外とストレスに。
片道30〜40分程度が現実的な目安。
(2) 家賃だけでなく総コストを把握
東京は管理費・共益費が5,000〜15,000円程度かかる物件も多い。
「家賃+管理費」で予算組みをすることが大事。
(3) 引越しシーズンに注意
1〜3月は学生・新社会人の需要が集中し、競争率が高く家賃も上がる傾向。
可能なら秋頃(9〜11月)など比較的落ち着いた時期に探すのもおすすめ。
4. よくある“東京賃貸初心者の失敗例”

❌ 部屋の内見をせずに契約
→ 写真だけではわからない周囲の騒音・日当たりなどに後悔するケースが多数。
❌ 初期費用を甘く見ていた
→ 敷金・礼金・仲介手数料・火災保険・鍵交換費などで、家賃の4〜6ヶ月分が初期費用になることも。
❌ 交通費や生活コストを考慮していなかった
→ 家賃は安くても、交通費やスーパー・コンビニが不便な場所にしてしまい、生活コストが上がるパターンも。
まとめ:東京での部屋探しは「情報力」がカギ!
東京は、物件情報のスピード感とエリアによる特徴差が非常に大きい都市です。地方から上京する際は、相場感と注意点をしっかり押さえておくことで、満足度の高い部屋探しにつながります。
引越し前には余裕を持ってリサーチをはじめ、現地での内見も必ず行うことをおすすめします!
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