敷金・礼金ゼロの落とし穴?初期費用のリアルな内訳
- ステラブリッジ広報
- 4月24日
- 読了時間: 2分
更新日:5月8日
最近よく見かける【敷金・礼金ゼロ】の物件。「初期費用が安く済む!ラッキー!」と思っていませんか?
たしかに一見お得に見える“ゼロゼロ物件”ですが、思わぬ落とし穴が潜んでいることも…。
今回は、そんなゼロ物件の本当のコスト感と、初期費用のリアルな内訳を徹底解説します!
✅ 敷金・礼金ゼロとは?

■ 敷金:退去時の原状回復費用などに使われる「預り金」
通常は家賃1~2ヶ月分が相場ですが、ゼロ物件ではこれが不要。ただし、退去時に別途クリーニング費などを請求されるケースが多いです。
■ 礼金:大家さんへの“お礼金”で、返金されない費用
地域によっては礼金が不要な文化もありますが、ゼロならその分初期負担が軽くなります。
✅ 初期費用のリアルな内訳【例:家賃8万円の場合】
項目 | 金額の目安 | 備考 |
前家賃(1ヶ月分) | 80,000円 | 契約開始月の家賃 |
仲介手数料 | 88,000円 | 家賃の1ヶ月+税(不動産会社へ) |
火災保険料 | 15,000円前後 | 年間契約、物件により変動 |
24時間サポートなどのサービス料 | 15,000~20,000円 | 任意とはいえ強制加入が多い |
鍵交換代 | 15,000~25,000円 | 物件によっては不要 |
室内抗菌処理費など | 10,000~20,000円 | 名目が違ってもほぼ必須扱い |
💡 合計:20万〜30万円ほどかかることも!
✅ 「ゼロ物件」の落とし穴とは?

1. 退去時に高額請求が来ることも…
敷金ゼロだからといって、汚したり傷つけたりした場合は全額実費請求。中には「クリーニング代◯万円一律」など、事前に明記されている場合もあります。
2. 仲介手数料やその他名目でカバーされる
敷金礼金がゼロでも、仲介手数料が相場より高かったり、オプション費が多かったりするケースも。
3. 家賃がやや割高に設定されていることも
「初期費用ゼロ」の代わりに、毎月の家賃を相場より高めに設定している物件もあるので注意。
✅ じゃあ、ゼロ物件は避けるべき?

そんなことはありません!予算に限りがある人や、短期入居の予定がある人にとっては、ゼロ物件はかなり有利な選択肢です。
ただし、「トータルでいくらかかるのか?」をしっかり見極めることが大切です。
✅ チェックポイント:契約前にここを確認!

退去時費用の詳細(原状回復費・クリーニング代)
仲介手数料・鍵交換・サポートサービスなどの内訳
毎月の家賃が相場と比べて高すぎないか
まとめ:初期費用の全体像で判断しよう!
「敷金・礼金ゼロ」に飛びつく前に、契約書と見積書をしっかり確認!一時的な安さではなく、**入居から退去までの“総コスト”**を考えることが、後悔しない物件選びのコツです。
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