家具家電付き賃貸は本当にお得？向いてる人・向かない人

引っ越し費用や準備の手間をぐっと抑えられることで人気の「家具家電付き賃貸」。でも実際には、「コスパは？」「長く住んだら損？」「どんな人に向いてるの？」といった疑問も多く聞かれます。

本記事では、家具家電付き物件のメリット・デメリットを整理しながら、どんな人におすすめか／おすすめしないかを解説します。

家具家電付き賃貸とは？

あらかじめ部屋に必要最低限の家具や家電が備え付けられている賃貸物件のことです。主に以下のような設備が含まれることが多いです

• ベッド

• テレビ

• 冷蔵庫

• 洗濯機

• 電子レンジ

• テーブル・チェア など

契約開始後、すぐに生活を始められる手軽さが魅力です。

メリット｜家具家電付き賃貸の「いいところ」

1. 初期費用を大幅にカットできる

引っ越し時に家具家電を一からそろえると、10万〜30万円以上の出費になることも。それがゼロになるだけでも、かなりのコスト削減になります。

2. 引っ越しの手間が少ない

大きな家電や家具の運搬が不要。スーツケース1つでも生活スタートが可能。

3. 単身赴任や短期滞在に最適

1年未満の契約や転勤予定がある人には、“とりあえず住む”にはぴったり。

デメリット｜意外な「盲点」も…

1. 家賃が高めに設定されている

月々の家賃に家具家電分が上乗せされていることが多く、長期的に見ると割高になるケースも。

2. 好みのインテリアが選べない

すでに設置されている家具家電は、デザインや性能を選べないのが基本。「こだわり派」にはやや不向きです。

3. 退去時の原状回復・破損リスク

家具家電が破損していた場合、借主が修理費や弁償を求められることもあります。

向いている人・向かない人は？

向いている人	向かない人
単身赴任・一時的な滞在の方	長期でじっくり住みたい方
初期費用をとにかく抑えたい方	家具家電にこだわりたい方
引っ越しのたびに身軽さを重視したい方	将来的に購入やDIYを楽しみたい方

ライフスタイルや目的に合わせて選ぶことが何より大事です。

まとめ｜短期派には“アリ”、長期派は慎重に

家具家電付き賃貸は、「すぐに住める・出られる」フットワークの軽さが最大のメリット。その一方で、長期的な住まいやインテリアにこだわりたい方には不向きな面もあります。

選ぶ際には、下記のような視点を持ってみてください

✅ 何年住む予定か？

✅ 自分で家電をそろえる余裕はあるか？

✅ 退去時のリスク（汚れ・破損）を許容できるか？

「なんとなく」で選ばず、ライフプランと費用感のバランスを見て判断するのが正解です。