同棲カップルの賃貸契約、トラブルを防ぐ3つのルール
- ステラブリッジ広報
- 6月6日
- 読了時間: 3分
はじめに:同棲は“楽しい”だけじゃない?
「そろそろ一緒に暮らそうか」と決めて始まる同棲生活。ワクワクする反面、「お金」「契約」「生活リズム」など、予想以上にすれ違いやトラブルが起こりやすいのも事実です。
特に賃貸契約に関しては、何も決めずに始めてしまうと、万が一のときに揉めやすいという落とし穴も。
そこで今回は、同棲を始める前に絶対に確認しておきたい3つのルールを、不動産のプロ目線でわかりやすくご紹介します。
ルール①:契約者と連名の有無を明確に

同棲カップルの場合、「契約者はどちらか片方にする」ケースが多いですが、あとあと揉めやすいポイントでもあります。
【契約形態の選択肢】
単独契約(片方のみ契約者) → もう一方は「同居人」として申請
連名契約(両者とも契約者) → どちらも家賃等の責任が発生
☑︎ 単独契約の方が多いですが、収入が安定している方が契約者になるのが一般的。
☑︎ 連名契約にすると、片方が退去しても契約が残る可能性あり。
✔ ポイント
「誰が出ていくのか」「解約するときはどうするか」を、あらかじめ話し合っておくことが重要です。
ルール②:初期費用・家賃・生活費の分担ルールを決める

金銭トラブルは、同棲解消の原因として非常に多いです。以下のような支払いルールは、事前に明文化しておくと◎。
【話し合うべき項目】
敷金・礼金・仲介手数料など初期費用
毎月の家賃・光熱費・ネット代など
家具・家電の購入と所有権の扱い
✔ ポイント
「じゃあ半分ずつで」と曖昧にせず、金額と担当を明確にしましょう。また、家電を買ったときのレシートなども保管しておくのがおすすめです。
ルール③:万が一の「別居」も想定しておく

当然ながら、別れを前提に同棲する人はいません。とはいえ、住まいの契約は感情ではなく「契約上の責任」が優先されます。
【別居時に備えるべき項目】
解約の手続きと違約金の有無
どちらが出ていくかの決定方法
家財道具の分け方
☑︎ 特に、契約名義がどちらか一方の場合、「出て行く側が賃料を払い続ける羽目になる」というケースも。
✔ ポイント
「どうする?もし別れるとしたら…」は言いにくい話ですが、冷静なうちに“万が一の備え”として確認しておくのが、お互いの信頼にもつながります。
まとめ:楽しい同棲生活のためには「話し合いと備え」が鍵!
同棲を始めるときは、恋愛感情が先行して「なんとかなるでしょ」と思いがち。しかし実際には、住まいの契約やお金の話はトラブルの火種になりやすい要注意ポイントです。
事前にルールを決めておくこと=未来の関係性を守るための備え。二人にとって心地よい暮らしの第一歩として、しっかり話し合いをしてから新生活をスタートさせましょう。
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